今日はポジティブ思考で触れました「マインドセット」について、話をします。
そもそも「マインドセット」とは、これまでの経験や教育、自身の先入観などから作られる思考パターンや固定化された考え方のことです。
「マインドセットを構成するもの」
- 生まれながらに持つ性格
- 受けてきた教育
- 経験
- 先入観
- 時代背景などからつくられるものの見方
- 価値観
- 判断基準
- 信念
- 思い込み
自身が持っている「マインドセット」は行動やパフォーマンに大きく影響します。
たとえば仕事に対して、成果や業績に影響するだけでなく、能力にも影響します。
ですから、「マインドセット」はその人の持っている能力そのものを変えるということです。
そこで、自分の能力を信じれば、信じるほど、成果が上がり、自分の人生は良い方向に行くと信じるだけで、モチベーションも仕事の成果も上がるということです。
これらのことはすでにいろいろな研究で実証されています。
それから、自分が持っている能力を信じること以上に重要なことは、その能力を今よりさらに向上させられると信じることです。
人は「固定したマインドセット」を持つ者と「成長のマインドセット」を持つ者に分かれます。
「固定したマインドセット」の持ち主は自分の能力はもともと決まっていると考え、「成長のマインドセット」の持ち主は、努力によって自分の基本的能力を伸ばせると信じている。
人はもともとの素質、適性、興味、性向において異なっているが、「適応と経験」を重ねることによって変化し、成長していくという考え方です。
その結果、「固定したマインドセット」の人々は成長の機会を逃し、「成長のマインドセット」の人は常に能力が向上していくということが実証されています。
自分の能力を信じるかどうかが、あらかじめ備わった特性ではないということです。
また、高い目標を達成するときや困難な仕事をするときには、自分の具体的な強みに注目することで、最高の結果につながるということが、何年にもわたる研究によっても証明されています。
成功している人たちは、「ポジティブなマインドセット」を持っています。
職場では、気分よく過ごすだけでなく、「ネガティブなマインドセット」の人よりも、熱心に、生産性も高く、イキイキ、元気に働くことができます。
つまり、「マインドセット」を変えれば、最大限のパフォーマンを発揮して成果が出せるということです。
自分の能力を最大にするには、まずは「成長のマインドセット」を持つこと。
もうひとつは自分の能力を信じ、「ポジティブなマインドセット」を持つことです。この2つです。
「マインドセット」について、分っていただけたでしょうか。
年齢は関係ないです。何歳になっても「成長のマインドセット」を持って、ポジティブに取り組めば、能力は伸ばせます。
目標達成に向けて、自身の能力を伸ばし、成果を上げていきましょう。
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