それでは、具体的な説明に入る前に、目標
達成について全体像すなわちプロセスを
確認したいと思います。
目標達成のプロセス
①夢・ビジョン(理念・志)を描く
⇩
②目的・目標を設定する
⇩
③達成への行動計画づくり
⇩
④実 践
⇩
⑤振り返り
⇩
⑥次の目標設定
②から⑥を繰り返し、時に①を見直す
このような流れで目標を決めて実践する。
それを繰り返しながら、最終ゴールを
目指すことになります。
目標達成の方法はいろいろあると思い
ますが、この流れで進めていきます。
すでに「夢・ビジョン」があるという方、
仕事の目標がある方、すでに達成すべき
目標が明確な方は次のステップに進ん
でください。
そうでない方は、「夢・ビジョンを描く」
からはじめます。
いきなりですが、あなたにとって
「理念・志」はなんですか。
「夢・ビジョン」はありますか。
もし、「夢・ビジョン」を持っていない方
や新しいものを描き直したい方は、
いい機会ですから、夢を描いてみましょう。
まず始めに自分の人生を振り返るところ
から始めます。
それには人生の年表を作ることをお勧め
します。
過去にさかのぼり、良かったこと、悪かっ
たことなど節目になった出来事を歳を
追って書き出してください。
書く項目としては次のとおりです。
- そのときの年齢
- そのときの出来事
- そのときの満足度
- 主な成果や失敗
- 身についた能力や知識
この振り返りで、将来を考えていきます。
たとえば、身についた能力を生かして
こんなことがしたいとか。
こんな経験があるので、こうゆうことが
したいとか。
逆にこんな経験しかしていないので、
新たにこんな経験をしたいとか。
自由に枠をはめずに夢を描いてください。
もうひとつ夢を描く切り口として、
私たちは8つのフレームを使います。
- 自分のこと
- 仕事
- 健康(心と体)
- 趣味
- 教養
- 収入・財産・老後
- 家族・家庭
- 奉仕活動
たとえば、自分のことについて、
ナイスミドルのモデルになりたいとか。
仕事については、
独立して飲食業界で成功しているとか。
健康では、
筋トレとランニングで体脂肪10%とか。
収入は○○○○万円とか、
財産では沖縄に別荘を持っているとか。
奉仕活動では、
PTAの会長をしているとか。
8つの切り口で夢リストを作ってくださ
い。
そうすると将来像というのが見えて
きます。
将来像を描くことが出来れば、目指すべ
きゴールが見えてきます。
おさらいです。
まずは人生の振り返り。
そして、8つの切り口で夢を描く。
自分自身の夢リストをつくる。
これで次のステップへ、進んでいきま
しょう。
次回は目標設定です。
一番大切なプロセスになります。
力を込めて説明しますので、楽しみに
してください。
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