今日はすこし道をそれますが、「書く」ことについて、話をしたいと思います。
原田メソッドでも「書く」ことをいろんな場面で推奨しています。
長期目的目標設定用紙に書く。
毎日日誌を書く。
出来る限り手書きで書いてくださいと。
それでは、「書く」とは、どういうことか?
皆さんはどのように思われますか。
現在ITが進化し、パソコンやスマホ、タブレットなど書かずに用が済むケースが多くなっています。
しかし、タイプすることと、ペンや鉛筆で書くこととは、脳に対する刺激が違います。
実際に「書く」という動作はメリットがたくさんあります。
たとえば、脳が活性化されます。
その結果、記憶力や学習能力が高まります。
アメリカの大学での研究でも手書きとタイピングでは、手書きの方がより記憶に残りやすく、勉強効果が高いことが明らかになっています。
「書く」ということは脳の中の考えや印象を、書き出すということです。
この作業と「実際に手を使って書く」という動作は運動です。これらの刺激が脳を活性化するのです。
記憶を定着させるのに、簡単で効果のある「書く」ということを、いくら便利な世の中になっても、忘れないでください。
それから「書く」ことはアウトプットのひとつです。
書き出せば、一次記憶領域をクリアでき、新しい情報のインプットに備えられます。
脳の一次記憶といえば、パソコンのメモリにあたります。メモリがいっぱいになれば、新しい情報が記憶できません。
それとパフォーマンスも落ちますよね。それと同じです。
書くということ(メモでもOKです)は頭の整理整頓になります。
できれば、手で「書く」習慣をつけていただければと思います。
コメント