目標達成の5原則

目標達成情報

目的・目標設定が終われば、次に目標達成に向けて、行動計画づくりを行いますが、

その前に目標を達成するための考え方とアプローチ方法について触れたいと思います。。

それが目標達成の5原則です。

目標達成の5原則

成功のシナリオ(ストーリー)づくり

勝利意識

プラスの習慣形成

毎日考える

心・技・体・生活のバランス

順を追って説明します。

①成功のシナリオ(ストーリー)づくり=目的・目標設定

すでに目的・目標設定のところでふれましたが、まずは目的を明確にし、

ゴールを自分でイメージし、それを目標に設定する。

達成のため、自ら考え、行動し、実現すること。

ただし、それぞれの能力やスキルを高めることだけでなく、その能力発揮の土台となる

「人自身」を高めることが大事です。

生き方や態度が前向き、真剣、素直で、人格がよく、人間的な魅力=人間力にあふれた人となること。

これが成功のシナリオです。

われわれが目指しているのは心とパフォーマンスのバランスが取れている状態です。

仕事の目標ばかりを追い求め、「健康」「家庭」が二の次になったり、自分のことしか

興味を持たず「奉仕」の心を忘れたり、趣味に没頭してビジネスの視点が持てない、

というのは、目標が偏っている状態だと言えます。

ですから、そういう観点で目的・目標を作り上げるのです。

その目標は、

「自分にとってどんな価値があるのか」

「達成したらどんな気持ちになるのだろうか」

「自分の家族、チーム、組織、顧客にとってどんな意味があるのだろうか」

「達成したら、家族に何をしてあげられるだろうか」

「お客さんは喜んでくれるだろうか」

「自分の評価は上がるだろうか」

といったことをイメージし、文字にしていきます。

設定した目標を達成することに価値があると確信するところから、行動計画づくりに入っていきます。

②勝利意識(心づくり)

目標達成までには、どんな困難や逆境でも乗り越えるという忍耐力や強い思いが必要です。

このような強い心をつくるのは、難しいことをやり遂げるから強くなるのではなく、

何かを続けることで強くなるのです。

「心の強さ」を勝利意識と呼び、日々の行動を続けることで心を強くしていきます。

③プラスの習慣形成

脳科学的に言えば、日常の思考や言動のうち、自ら意識して行っている言動はわずか数%に過ぎない

と言われています。

私たちの生活の大半90%以上は「無意識」によって支配されています。

したがって継続的に目標を達成する力を伸ばしていくには、潜在意識の活用が重要です。

潜在意識を活用していくためには、行動を習慣化してはじめて潜在意識、いわゆる無意識に

やっているという状態をつくれるのです。

習慣もプラスとマイナスがあり、当然プラスの習慣づくりをすすめていきます。

➃毎日考える

われわれは目標達成の最小単位を「1日」ととらえ、「毎日少しづつ、確実に目的・目標に

近づいていく」ということを大切にしています。

では、どうすれば1日を有効に使い、「達成へ近づけるでしょうか」

ポイントは何となく1日を過ごすのではなく、「1日の流れを計画して、その結果を振り返る」

このサイクルを回すのです。

そのために「日誌」というツールを用意しています。

今日の振り返りと明日の準備を日誌を通して行います。

いわば、自分で自分をコーチングする「セルフコーチング」です。

日誌を書くことで、「今日の気づきや良かったことはなんだったのか」

うまく行かなかったことは「もう一度やり直せるなら、どうするか」

「明日の予定と一番重要な仕事は何か」

予測と準備を兼ねて、明日の予定を日誌に書き、次の日に「振り返り」をします。

そうして、毎日を考えて目標へ近づけていくのです。

⑤心・技・体・生活のバランス

原則1~4を実践していくために必要なものが、「心・技・体・生活」のバランスです。

実践の質につながる「技」を磨き、その「技」を支える「心」と「体」を高いレベルで

維持することが重要です。

もうひとつ、この「心・技・体」の3つを支える基盤となる「生活」の質を高めることも

同様に重視します。

ですから、「心・技・体・生活」のバランスなのです。

基盤となる生活にも焦点をあて、コントロールしていきます。

これらは目標達成の根底にある考え方であり、実践におけるポイントになります。

5つの原則は折に触れ、確認しますので、覚えてください。

それでは、次回は行動計画づくりに入っていきます。

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