目的・目標達成のため、ポイントはまず目標設定です。
- 「目的を考える」
目標を立てたとき、「それは何のために?」
「自分はどんな人間になるために?」
「誰のために?」
「どんな感情を得たいのか?」
と、自問自答し、目的意識を高め、その目的を達成する過程での道しるべとして、目標を設定するのです。
何度も目的に目を通す。目標を目に見えるところに張り出すことなどによって、「なんのために」この目標に取り組むのか、常に意識して取り組みましょう。
- 「成果=やり方xどんな取れ組む姿勢で行うか」
「やり方」ももっと掘り下げる。行動計画を何回も見直し、やり直す。
目標達成の方法やヒントは、達成を強く願い、日々意識し続けることから見えるようになるのです。
目標達成シートも書き直し、ブラッシュアップすることにより、より精度が高まり、目標達成が確実になります。
もうひとつ「どんな姿勢や気持ちで」取り組むのかが非常に大切です。
- 「プラス思考」
感情は、「プラスの感情」と「マイナスの感情」という対極的なふたつに分けられます。
「プラスの感情」や「幸せ感情」すなわち「プラス思考」は主体者意識の形成につながります。
主体者意識とは、なにか問題が起こっても、ものごとを前向きに捉え、まずは「自分のなにがいけなかったのか」「自分が何をすれば解決できるのか」というふうに自分に矢印が向いた考え方ができることです。
また、目の前のことに一喜一憂せず、「自分に起きることは、全て自分にとってプラスなのだ」という、主体的な思考を持つことにより、どのようなこともプラスに受け入れられる(意味を考え理解できる)のです。
いっときの感情に左右されず、その結果安定して高い成果を上げられるようになります。
このような「プラス思考」は一朝一夕に身につくものではありません。
やはり、常日頃からこのような思考を意識して、トレーニングすることが大切です。
「プラス思考」の根源は、主体者意識と感謝の気持ちです。
何か意に沿わないことが起きたとしても、過剰な被害者意識を持たず、「このことがあってよかった」とか、「自己成長の機会を与えてもらった」と感謝の気持ちを持つことが大切です。
またプラスの言葉を使う、書くということも「プラス思考」を助けます。
あなたは「やったー!」「よかった!」「幸せ!」「充実している!」このような感情を毎日どれくらい感じているでしょうか。
「今日感じたブラス感情」を日誌に書くことによって、その感情を常に意識することができます。
ワクワク感、ドキドキ感、幸せ感が高まる語彙を増やすことも、とても大事です。
別途「プラスの感情を表わす言葉集」を掲載します。
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コントロールできるのは、自分に関することだけで、自分以外のものをコントロールすることはできません。
変えられるのは、「自分と未来」です。「他者や過去」は変えられません。
成果の出ない人は「景気が」「ライバルが」「会社が」「上司が」「先生が」など、自分ではコントロールすることが難しい(できない)要素にばかり目がいってしまい、「自分がやるべきこと」を見失っているか、集中できていないのです。
コントロールできないものを気にし始めると、人はストレスを感じます。
ストレスが高まれば、パフォーマンスに影響します。
しかし、このストレスは、結局自分の考え方が生み出しているものなのです。
このストレスは「自分がやるべきこと」に意識を向け、集中することで、軽減したり、無くしたりすることができます。
結局、主体者意識を持つことです。
日誌の振り返りで常に意識し「今日のよかったこと、気づいたこと」や「もしもう一度やり直せるとしたら」を書き続けることです。
まずは自分自身が変わりましょう。それが「主体変容」です。
まず自らが変わり、「自分にとって価値のある成果(目標)」を手に入れましょう。
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