今日は目的目標設定の中で必要な自己分析について、深堀りしたいと思います。
目標設定後に行動計画づくりとともに、自己分析がありました。
おさらいになりますが、なぜ自己分析をするのか。
それは、自身の状況を振り返り、達成までに起こる様々な出来事に適切に対処するためです。
過去の振り返りで得た課題やその解決策を、達成までの道のりを予測したうえで、事前の準備とすること、それが自己分析の目的です。
そもそも自己分析とは、自己洞察力を発揮して、過去から現在までの自分を取り巻く状況を客観的に分析することです。
難しく考えるのではなく、自分の強みは、弱みは、また過去に調子の良かった時はどのような状態だったのか、調子が悪かった時、うまく行かなかった時は、どうだったのか。
思うまま、書き出してみましょう。
自分の強みや弱みは、謙遜もあり、わかりずらいこともあります。
そのときは周りの親しい人に聞いてもいいと思います。
それらを原田メソッドでは心・技・体・生活の4つの切り口でまとめます。
4つの切り口については、前述の「目標達成のための自己分析」を参照してください。
参考例
- 心・メンタルの場合
成功・強み
「仕事に対して、非常にリラックス出来ていた」
「仕事が好きで楽しんでいた」
失敗・弱み
「仕事そのものに対して、嫌々やっていた」
「新しい仕事に対して不安があった」
- 技・スキルの場合
成功・強み
「報連相がきっちり出来ていた」
「仕事に対して明確な計画を作っていた」
失敗・弱み
「事後報告ばかりしていた」
「先を読まず、場当たり的に仕事をしていた」
- 体・健康の場合
成功・強み
「睡眠7時間以上取っていた」
「運動は週3で行っていた」
失敗・弱み
「体重オーバーで動きが重かった」
「体だけでなく、頭を休めていなかった」
・生活の場合
成功・強み
「睡眠・運動・食事のバランスがよかった」
「規則正しい生活をしていた」
失敗・弱み
「日々の生活でメリハリがきいていなかった」
「一日の内、座る時間が多かった」
「過去の振り返り」で自分自身の「成功のコツ」「失敗のクセ」を把握して、それを達成までの行動計画に活かします。
それでは、まとめです。自己分析を行い、達成までの道のりで、予想される問題点を挙げ、その解決策を立てておくこと。
「最悪・最低の状態を予測し、最高の準備をする」ためです。
そうすれば、失敗を繰り返さず、好調を維持し、気持ちや感情も整い、最高のパフォーマンスを発揮できるのです。
コメント