今日は目標達成における「気づき」ついて話をしたいと思います。
あなたは日常生活や仕事の場面で、この「気づき」というものをどう思われていますか。
まず「気づき」とは、「これまで意識できていなかった細かなところにまで目や心が行き届くようになる」ということです。
実はこの「気づき」の力というものは人の成長を大きく左右する、とても重要な能力です。
パフォーマンスの高い人は「コミュニケーション能力が高い、勉強熱心、気が利く」といった特徴があります。
これらのほとんどは「気づき」の力が高くなければ成立しないものなのです。
たとえば、コミュニケーション能力や気が利くといった項目は、相手の関心事や細かな変化に気がつけるかどうかです。
では、どうすれば「気づき」の力を高めていくことが出来るのでしょうか。
「気づき」の力を養うため、即効性があり手っ取り早い方法はないように思います。
しかし、即効性はなくとも、継続して積み重ねていくことでゆっくりと磨いていく方法があります。
それは、「掃除をすること」や「花を育てること」、「目的を考えながら仕事をすること」、「目の前の仕事をできるだけ丁寧に行うこと」などです。
それらを職場や日常生活の中で、日々の取り組みとして行っていくのです。
身の回りをきれいにする。きれいなものを育てる。
やることの意味や目的を考えながら、やる。丁寧にやる。
これらは、原田メソッドで取り組む内容そのものです。
原田メソッドを実践すれば、自然と「気づき」の力がついてきます。
心のすさみが取れ、きれいになり、常に目的目標を意識し、それに伴って少しの変化も捉えられ、人間関係の機微も感じられます。
日誌での振り返り、その日の「気づき」により、行動の質も上がり、目標達成へ確実に近づいていきます。
毎日の積み重ねです。なんでもそうですが、最初は意識して行動することを心掛けてください。
例えば、奉仕活動は何のために?心のすさみを取りながら、気づく力を磨くためでもあるのです。
毎日一歩ずつ取り組めば、感性が磨かれていき、やがて「美しいものを美しいと」「危険なものを危険と」「汚れている所を……」「不具合を……」「改善点を……」「課題を……」「仲間の不調を……」「お客様の要望を……」といった具合に、様々なことに気づける人になっていくのです。
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