今日は行動計画づくりの二回目です。
前回は9マスマンダラチャートを
使って8つの要素(達成要素)から8つ
の具体的な行動(実践)へと展開す
ることを話しました。
今日はその具体的な行動(実践)を
考えるときの注意点を上げます。
実践するには
- 目標達成のため、毎日または定期的
に行う行動
- 目標達成のため、期日を決めてやる
行動
①をルーティン行動、②を期日行動(期日目標)と
呼びます。
このルーティン行動と期日行動はいつ、
どこで、何を、どのように、どこまで、
やるのかを明確にしてください。
行動計画で具体性がなければ、行動に
移せません。
ルーティン行動とは、例えば毎朝必ず
歯を磨くことと同じです。目標達成に
必要な日々続けてやる行動です。週一
でも週三でも定期的にやることも
ルーティン行動です。
期日行動は目標を細分化して〇月〇日
までにやり終えることを書き出します。
例えば売上目標達成のため、今月末ま
でにA社と商談して受注○○〇万円を
獲得するとか。
そのために10日前までに提案書を作
り上げるとか。
期日から逆算して必要な行動をイメー
ジして書き出してください。
8つと言わず10でも15でも書き出し
て、重要度と優先順位を決めて8つに
絞り、行動計画にします。
このように8つの要素(達成要素)毎に
8つの行動(実践)をあげると
8X8=64の行動計画が出来上がります。
もし、いろいろ考えても、空欄ができて
しまうときは、思いついたときに埋め
ていただければOKです。そこは自身
の成長余地があると思ってください。
いずれにしても、行動をおこせる内容
まで、具体化するのがコツです。
最初は難しいかもしれませんが、回数
を重ね、やった結果を評価し、次の実践
思考に活かせば、精度がどんどん上が
ります。
まずは量をこなし、そこから質の向上
へとステップアップしましょう。
そうすれば、確実に目標は達成できま
す。
この9マスマンダラチャートは、中心に
テーマをおいて、8つの達成要素から
8つの実践行動へ落とし込んでいくも
のです。
ですから、どんなテーマ(目標)でも応
用が利きます。気楽に試してください。
以前も触れましたが、チームでやると
もっと効果が出ます。いろいろな人の
アイデアや考えが反映され、チーム目
標に対して、具体的な行動計画が出来
上がります。ただし、実践行動の中に
「だれが」やるのかを明確にしてくだ
さい。
こちらもぜひ試してみてください。
最後に9マスマンダラチャートを作成
するときの工夫として、達成要素も実
践行動も付箋を使ってどんどん書き出
します。書き終わったら、それら全体を
俯瞰し、重要度や優先順位の高い要素や行動
を残し、8つに絞る。
付箋は並べ替えや付け替えが簡単なの
で、ぜひ使ってみてください。
すべての整理が終われば、清書すれば
よいと思います。チームでやるときは
必須です。
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