実践 日々の振り返り

実践

今日は、行動計画に基づき、毎日確実に目標へ

近づくため、自分の1日を振り返り、より良い

明日をつくっていく「日誌」について、説明

します。

ここでは、「日誌」を使って

1日の終わりに、その日できたこと、

できなかったことをXで仕分けする作業

を徹底します。

そのため、前日に列挙した行動予定のうち、

その日できたことに、できなかったことにX

と、毎日仕分けをしていきます。

は自分自身の強みや自信となって、積み重なっていきます。

Xがついたものは、なぜできなかったのかを

検証します。

さらに、どうしたらにできるのかを考えて、

翌日の具体的な行動目標として、組み立てていくのです。

「できた」「できない」を〇Xで仕分けする

作業は、自分の頭を仕分けする作業でもあります。

自分の強みは何なのか、そして改善すべきところ

は何で、どのようにすればできるようになるのか

を繰り返すことで、自分自身が見えてきます。

いわゆる自己洞察力を磨くことです。

この「日誌」はある明確な目的と目標を持って

取り組むものですから、毎日、目標と自分の今の位置をはかることができます。

目標達成まで、どれだけ近づいたかが、わかります。

毎日の行動計画を立てて、小さなステップを

こなしていく作業を繰り返していくうちに、

目標に対する意識が鋭くなってきます。

日々、何をしなければならないのか、

その中で何に注力するのか、重要事項が

なにか、いつも頭の中にあり、日誌を書いて

自問自答するときだけでなく、どうしたら

より良く日々の仕事や学業をこなしていける

のか、常に意識できるようになるのです。

また、日々の小さな行動計画を立てていくと、

すごく些細なことでも、自分の心に焼き付け

られていくようになります。

同時に、すごく小さなところにも気がまわる

ようになるのです。

この小さな気づきが大切なのです。

人生の理念が明確でない人も、その理念を

血眼になって追い求めなくても、「日誌」

自分を映し出す作業を重ねるうちに、自然と

形づくられます。

すなわち自分のあるべき姿が浮かび上がるのです。

「日誌」は個人だけでなく、チームや組織、

会社でも大いに活用できます。

ただし、会社で「日誌」を導入する際には、

まずリーダーが率先して行うことが肝心です。

まずは指導層から「日誌」の効果を体験した

上で、書き方のコツや勘どころを伝えていくことが大切です。

また、「日誌」をチェックする人が必要です。

その人は精神的な指導者として心に元気を与える

ための赤ペンを入れてあげることが大切です。

「メンター」として「日誌」をチェックできる

人がいれば、「日誌」の効果はより高まります。

ここで言う「メンター」とは、答えを教える

のではなく、答えを気づかせること。

解決策を分かっているのに、実行に移せない人

に背中を押してやる。

そういう精神的な指導者のことです。

もうひとつ、目標を立ててそれに向かって

頑張っているのに、結果が出ない人がいます。

原因はなんでしょうか。

それはその人にあります。

自分自身にやり抜く強い心が必要だったのです。

結局自分自身に負けていたのです。

「敵はだれですか?わたしです!!」

の言葉を胸に刻み、心を強くする。

そのためにやるべきことは「今できること

の継続」です。

そのためにも「日誌」があります。

「日誌」はとにかく最初の3日だけでも

よいので、まずは始めてみてください。

1日を振り返っても「今日よかった

ことなんてなにもない」というふう

に感じてしまうかもしれません。

けれども、「良かったこと」つまり、

自信は日々のあらゆるところに散らばって

いるのです。

「指示どおりに資料を作成できた」

「○○さんの役にたてた」「たまって

いたメールの返信をすべて片づけた」

といった小さなことで十分です。

そういう小さな「よかったこと」

きちんと自覚し、見つけるくせがつき、

その中から「小さな自信」を心に

蓄えていくことができます。

また、失敗も「もし、もう一度やり直せたら」

いう発想で、改善のための失敗だと

プラス思考で捉え、次の行動に反映させます。

ひとつひとつは小さなことでも、

毎日積み重ねていくことで、揺るぎない、

根拠のある「自信」、そして地に足が

ついた大きな「自信」になっていきます。

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